フリーランスが苦労を乗り越えるコツ

フリーランスになったものの、仕事をうまく確保できずに苦労している人の話は多い。自由を求めてフリーランスになり、自由には責任を伴うものだと実感する人は少なくない。確かにフリーランスは、働くのも働かないのもすべて自分で決められるが、会社が助けてくれないという現実がある。フリーランスとして独立する人は、会社から雇われることに抵抗を覚える人が目立つが、実際に会社を辞めてから会社のありがたみを知る人は多い。

フリーランスとして働き始めて間もないころの苦労といえば、仕事がなくて収入を得られないことだ。プログラマーやエンジニアなどは技術職であり、一流になればお金に困ることはないといわれている。一方でこうした技術職に従事する人は、営業経験がない人が多い。営業が上手な人とそうでない人の違いは、そのまま年収の差となってしまう。

事業を安定させるためには最初が肝心だと言われているが、その理由はモチベーションにある。年齢を重ねていくほどモチベーションが低下する人が多く、新たな挑戦に対して躊躇するようになっていく。フリーランスにとって最初の半年や1年は非常に大切なので、この期間は営業に注力するべきだろう。

営業のノウハウがわからないうちは、とにかく数を打ってみるのが得策だ。仕事探しで慎重になりすぎると、あれこれと考えすぎて前に進めなくなるためだ。フリーランスとして成功するには、成功した自分をイメージして気持ちを奮い立たせることが大切だ。